コンセプト

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自由広場から、あなたの人生を変える小さな居場所づくりがはじまります

すべてが自由に解放されている自由広場を想像してみてください。八方ふさがりの〝思い込みの広場〟から自分を卒業させてあげましょう

 

 

プロトハウス事務局は、家づくりを通して未来を見渡すことができる〝自由広場〟を目指しています。そんな私たちの願いを込めた楽曲「愛しきかな我が家」(歌:ソライロ花音/vocalまみ&pianoともこ 作詞:あきら 作曲:ともこ)ができました。ぜひご視聴ください♪

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ひとはそれぞれ異なるメンタルサイズ(心の物差し)を持っている。だからこそ、どんなに小さな居場所でもそこに自分自身を投影して快感を得られるとしたら、そこには広々とした大きな意味があるのです。

 

 

その小さな居場所に向かって歩き出すための想像上の第一歩、それが自由広場です。

 

 

想像の翼を広げて「自由広場」をイメージしてください。

あなたの思いや気分を解放して、いろんなものに対して子どものような好奇心が自然に沸き起こってくる、本当の意味で自分自身が自由になれる広場です。そこには人が大勢いて、カフェもあれば教会もあり、市場や劇場、本屋や花屋、パン屋さんまでもが軒を連ねているかもしれません。あるいはどこまでも続く緑の草原や珊瑚礁に囲まれた南海の孤島の真ん中にそれは広がっているかもしれません。あなたが重ねてきた数々の心ときめく体験が羽根となり、羽根と羽根が重なり合って白い翼となり、それが羽ばたくことで身も心も軽くなって希望という浮遊力を得たあなたが、今、リアルライフで迷い込んでいる不安と心配に閉ざされた〝寂しい道〟を飛びながら抜け出た先に、その広場はあるのです。

 

広場はいろんなモノやコトにあふれ、四方八方に道が伸びていて、新しい広場へとつながっています。ヨーロッパの街並みには、そんな広場が点在しているのですが、日本にはそんな広場はあまりありません。上手く想像できますでしょうか? (後でイタリアの広場を写真でご案内しています。イメージする上でのたたき台にご利用ください)

 

わたしがお伝えすることができるのは、小さな居場所づくりを通して人生を具体的に変える『考える技術』です。

世界的なベストセラーであるホモ・デウスを書いたユヴァル・ノア・ハラリによれば「計算をし、問題を解決し、決定に至るために利用できる一連の秩序だったステップ」をアルゴリズムというそうですから、この『考える技術』もまた、アルゴリズムの一つかもしれません。

 

それは決して難しい技術ではありません。

わたしの知っているある人たちは、日常生活で楽々とそれを実践しています。居場所づくりを通して数多くの家族を見てきた中で、わたしはその技術を自然に身につけている人が居ることに気づきました。その人たちはその『考える技術』を当たり前のように使って人生を純粋に楽しんでいます。

その人たちに共通しているのは、自分を信じ、人を信じることができるということです。そして毎日を輝くような眼差しを持って楽しんでいるということ。そしてもう一つ、その家族特有の温かな雰囲気を醸し出しすべてのことを受け入れているということです。そんな明るく前向きな生き方をしている人たちの家族は、小さな居場所をとても広々と使いこなし、自分たちの好きなコトやモノに囲まれて、自然体のままにすべての問題を解決しながら暮らしていました。

(ですから既に心の中に自由広場を持っている人は、これから先を読んでいただく必要はないと思います。その人たちはわたしのアドバイスなどは不要です。既に自由広場を使って、自分たちの好きなコトに気づきすべての問題を解決しながら生きているのですから!)

 

すべての問題とは、精神と肉体と経済にまつわる問題。つまりあらゆる問題のことです。小さな居場所づくりで人生が変わるという言葉は、究極のところ、この3つの課題をバランスよく解決するということを意味しています。

 

あなたは「自由広場」と言う言葉からどんな広場を想像しますか? 好きなように自由に想像してみてください。曖昧だった概念に広場という形(具体的なイメージ)を与えて解放し、あなたの思考を固まらせている既成概念の鎧を剥がし、限りなくゼロの状態にしてあげてください。それは、言い換えれば、概念という目に見えなくて上手く整理ができない自分の考えを、頭の中で〝具体的な広場イメージ〟として見える化するということです。マンガやアニメーションやイラスト、あるいは鮮やかな写真、動画のイメージで思い浮かべてみましょう。

特に今お住いの建物を建て替えるような場合や、人生の困難に直面している時には、土地問題や人間関係に絡んだいろんな制約があるかもしれませんから、そんな難しい問題を一旦は棚上げにするような〝無責任で気楽な感じ=肩の力を抜いたポパイ!〟になって、手早くラフに自分を解放する気持ちになって「自由広場」と心の中でつぶやきながらイメージしてみてください。

 

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私が頭の中に描く自由広場の一つのイメージです。イタリアに行った時に訪れたトスカーナ地方の広場ですが、中世がそのまま残った広大な広場からたくさんの道が伸びまた新たな広場へと繋がっています。また、それだけでなく、この広場には様々な国籍の人々が行き交い、テロに備えた軍隊や警官がいたり、物乞いをする人から大富豪までが混在していて、まさに世界のカオスに直面することになります。日本にはこんな広場がないので、広場を想像する時に参考にしていただければと思います。

 

その自由広場には一切の条件がありません。

気持ちが落ち着いてきたら、そこに、自分が直面しているテーマを投げ込みましょう。すると、次々にいろんな考えや感情(心配や不安、反省、怒り等々)などの記憶が沸き起こってくるはずです。多くの方にまず最初に浮かんでくる思いが「僕(または私)は自由じゃない」という気持ちではないでしょうか? もしくは「自由に生きたい」という思いでしょうか? 或いは「どうすればいいのか何も解らない」という失望かもしれません。どんな思いや感情でも構いません。行っていただきたい行為はとてもシンプル。たった一つのことだけです。それは、その記憶に一つ一つ向き合い、その考えや感情に対して「ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えること! それだけ! でも、それを繰り返していくと、不思議なことに、自分を他人の目で客観視できるようになるのです。

 

ハワイの伝統的な問題解決方法であるホオ・ポノポノでは「ありがとうございます」「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」という4つの言葉を記憶が再生される度に心の中で呟くように教えています。八百万の神を信じる日本でも昔からすべての物に対して感謝するよう教えられてきましたが、いずれも自分で簡単にできる内省法だと思います。感謝の気持ちを持つことで、自分を戒め、謙虚な気持ち、突き詰めれば無心になることを教えています。

 

その考えや感情に気づかせてくれたことに感謝するという〝時間を止めて自分と向き合う誠実な行為〟があなたを本来のあなた自身(=ゼロあるいは無のあなた)へと戻してくれるのです。その結果、ゼロのあなたから見た今現在の自分の姿がとても自然に客観視できるようになるはずです。その姿は本来のあなた自身の姿でしょうか? そう思った瞬間に、自由広場はまるで映画の場面転換のような鮮やかさで、新しい記憶をあなたに投げかけてくるでしょう。そしてまた新しい広場への道が開かれます。 その一連の思考の流れを繰り返しながら、さまざまな自分の思いを整理していくのが広場思考という考え方です。思いを整理した結果、似たような概念が集まって幾つかのカテゴリーが誕生します。

 

大切なのは、そのカテゴリーの中に立つ自分をイメージした際に気持ちいいと感じるかどうかです。そこに佇む自分や、そこで何らかの行為をする自分をイメージした時に「面白い! 好き!」と直感的に思えるかどうかです。 「そのカテゴリーが好き!」と感じた瞬間に、それが新しい広場の誕生なのです。 その結果、幾つもの新しい広場たちが誕生することになります。

家族広場や子育て広場、夫婦の広場、猫広場、パワースポット広場、森の広場、ミステリー広場、インスピレーションの広場、里山広場、都会の広場、ライフスタイル広場、趣味の広場、コーヒー広場、デザイン広場、手のひら広場、オヤジ広場、知恵の広場などどんどん新しい広場をつくりましょう。でも思い込み広場や欲しい物広場に心を奪われてばかりいるとその先の道を歩いて新しいクリエイティブな広場へ踏み出せないので要注意です!

問題に直面して心が折れそうになった時にわたしが思い描くのが「友達広場」です。そこには、その時の問題に応じてわたしを助けてくれるさまざまな友人知人が待っていてくれるのです。また女性の気持ちがよく理解できずにちょっと困った時に足を運ぶのが「猫広場」です。気まぐれな猫の生態を思い出すと、チャーミングな女性の気持ちが理解できるのはわたしだけでしょうか? 広場には自分の好みが反映された前向きな広場と、そこに入ると思考が停滞してしまう落とし穴のような場所もあります。でももし落とし穴広場に迷い込んでも大丈夫です。そんな時にこそ「自由広場」という呪文が効果を発揮するからです!

 

自由広場はいろんな広場につながっているので、どこにでも意識を飛ばしていいのです。自分が生まれ育った環境、自然との理想的な接し方、家族との関係、仕事のことなど、それに関するような記憶がいっぱい浮かんでくるはずです。その記憶が再生される度に、その記憶とそれにまつわる思いや感情に「ありがとうございます」と呟きながら、それを最も適切な場所に整理し、片付けてあげましょう。心の置き場所を見える化しながら決めていき、必要な時にカテゴリー分けされたその広場を思い起こして、現実世界で自分の目と心を塞ぐような問題が起こった時にはその問題を、最適な広場に戻してあげるのが、この広場思考の使い方の一つです。その思考の途中で、それを邪魔するように悪い考えや新たな迷い、不安が沸き起こるかもしれませんが、その度に心の中で「ありがとうございます」と呟き、一呼吸置いて「自由広場」(あるいは自分だけの特別の呪文のような言葉! 先ほどご案内した温かな雰囲気を醸し出しているご家族はそれぞれ特別の呪文のような、サインのような合図を持っていました!)と呟くことで過去や思い込みの呪縛に囚われた記憶から自分を解放してあげましょう。

 

広場は明るくて、見通しがいいので、どっちに進めばゼロの自分が好きなものがあるのかなんとなく見通せます。森に向かうのか、海に向かうのか、合理的に行くのか、ナチュラルに素朴に暮らすのか、モダンな方向か、クラシカルな方向か、ゼロになったあなた自身と対話することで少しずつ自分の向かいたい先の方が見えてきませんか? そう言えば元々の私はこんなことが好きだったなあ~とか。

 

その向かいたい先にあるのが、あなたの好きなコトやモノに満たされた小さな居場所です。

そう、それは物質だけに限らず、行為や人間関係などのコトにも当てはまるのです。例えば職場の人間関係などに悩んでいたり、人と上手く話せないという問題を抱えている時にも、小さな居場所はその実力を発揮します。その問題を感じる瞬間ごとに「ありがとうございます」と心の中で呟くだけで、誰にも否定しようのない自分自身が心の中に確実に存在することをあなたは実感して落ち着きを取り戻すことでしょう。そしてそんなポジティブな気持ちを体験した瞬間の中にこそ自分の小さな居場所があることをあなたは知ることになり、自信を持って、冷静に、客観視しながら、自分にふさわしい小さな居場所に向かって一歩を踏み出す勇気を持つことができるのです。

 

わたしはこの自由広場をイメージすることからスタートする〝広場思考〟という考える技術で、デザイン広場という新しい広場を発見しました。〝思い込み広場〟という八方ふさがりで窮屈な場所から想像の浮遊力を使って抜け出ると、その広場は急に広がっていて、そこには〝自由にデザインを想像することを面白がっているわたし〟が居たのです。

 

わたしはこれまでに400棟以上の建築家住宅をコーディネートしてきましたが、建築家の設計をサポートするだけで、自分でデザインすることはなかったのですが、「もっと自由にデザインしたい!」という思いや「もっとシンプルなデザインがいい!」「コストダウンに直結するアイデアが欲しい!」「パッシブをかっこよくデザインしたい!」「建築家の堅苦しい設計理論は要らないかな~」などという様々な思いが交錯するようになっていたのでした。しかし「建築設計するのは建築士の仕事」という思い込みが、私を窮屈な考えに閉じ込めていました。ですが、門前の小僧何とやらで、意匠設計も構造も温熱設備に関するノウハウも増していき・・・・・。そしてついにある時、わたしはデザイン広場に足を踏み入れたのでした。そしてわたしが行き着いたデザイン広場は、〝自然の法則〟に従って面白いくらい自由に創造してその輪郭を広げていける世界でした。そしてその自然な流れに乗るようにシンプルなデザイン作法によって、 わたしはチェアハウスという新しい住宅ブランドをデザインしたのです。

 

2018年の3月にモデルハウスが完成したのですが、その後はそのモデルハウスを起点にして数多くの住宅をデザインするようになりました。すべてアウトドア思考の〝グローバルモダン〟というコンセプトの住宅で、自然光に満ちた、温かく開放感に溢れた住まいになっています。

わたしは思い出しました。本来の私はもともとログハウスが大好きだったのです! それにまつわるようないくつもの記憶を整理していく中で、ハワイの伝統的な問題解決手法であるホオ・ポノポノとの出会いがあったりして、わたしの思いは本来の自分があるべき場所に向かって歩き始め、スポーツユーティリティハウス(SUH)という新しい概念(広場)にたどり着きました。今では、まるで新大陸でも発見した気分ですが、やっと自分が本当に好きなことに出会えたという精神的な満足がベースになって自分の健康を気遣うというゆとりも生まれ、快食快便と安眠で肉体的な安定も得られるようになり、その結果、仕事も今まで以上に順調に動き始めました。

わたしはデザイン広場という活躍の場を得て、ようやく本来の自分の姿で立ち振る舞うことができる小さな居場所に出会えたのです。そして、精神と肉体と経済のバランスが好循環するようになって、すべての問題が解決するという思いがけない体験を日々の暮らしの中で実感しています。

 

好きなことに気づくだけですべての問題は解決する!

そんな気持ちに満たされて、毎日新しい「小さな居場所」をデザインする日々を送っています。

 

上記のことは主に精神面での私の体験談です。多くの方がいろんなアプローチ(考え方=考える技術)で自分なりの生き方を模索していらっしゃると思いますが、そのたたき台(モデルプラン)の一つになればとご案内させていただきました。わたしの願いはただ一つ。できるだけ多くの方に、〝自由広場をイメージするだけ〟というとても簡単な『考える技術』(または自分なりの方法)を使って本来の自分があるべき最愛の『小さな居場所』へと戻るようなプロセスを味わっていただきたいということです。何やらスピリチュアルめいていて怪しい感じに受け取られるかもしれませんが、わたしのこの数年間の体験に基づいたお話です。わたし自身はヒーラーでもシャーマンでもなく、ごく生真面目なデザイナーですので、どうか(笑いながら)ご理解ください。

 

今は、ニャワンダフルハウスという、家の中にキャット&ドッグラン(幅2メートル✖️長さ13メートル!) のある住まいのモデルプランをデザインしていまして、弊社サイトにて発表しています。 (こんなランがあるのに30坪程度の平屋に収まってしまいます!)

「ああ、こんな空間があれば面白いなあ!」という思いで、住まいをデザインして楽しんでいる毎日なのです。

 

あなたにも、きっと本来の自分で居られる明るく見通しの良い広場のような場所があると思います。

そこに向かうことのできる〝日常環境という名前の空間=我が家(小さな居場所のあるところ)〟をお造りいただければ幸いです。

 

家は未来へ向かう乗り物です。どんな乗り物にするか、その選択次第で、人生の通過地点や到着点が大きく変わるとわたしは信じています。

 

 

そしてもう一つお伝えしたいのが『人生の99%は好みが決める』 という法則です。

この法則を理解した上で、広場思考という「考える技術」を使えば、 あなたの人生は今日から変わり始めることでしょう。

 

そう、人は自分の好みをなかなか変えることができないのです。

こう言えば「いいえ、わたしは自分の好きなように生きてはいない。むしろその逆で、他人の意見に振り回されながら仕方なく人生を過ごしている」と反論される方がいらっしゃることと思います。しかし果たして、そうでしょうか? 本当は好きなことがしたいのに、ただ我慢しているだけではありませんか? そしてその我慢の挙句、〝仕方なく人生を過ごしている〟と嘆くことになる結果を生きているのではないでしょうか? 本当の自分の好みには薄々気づいているものの、その好みに自然に従うことが怖くて、その嘆きに満ちた人生を選んでいるのだとしたら、やはりその人の人生は好みによって決定されていると言えるのではないでしょうか? 本当は自分もデザインしたかったのに、思い込み広場に踏みとどまって新しい道へ踏み出せなかったかつてのわたしのように!

 

たとえば甘い物が好きな人は、甘い物を食べるたびにもっと甘い物が好きになっていきます。

どうしてでしょうか? 人は好きなことをするたびに幸せホルモン『セロトニン』を分泌して、甘い幸せ気分に浸るようにできています。

だから、幸せ気分を味わおうと好きなことを繰り返してしまうのです。そして好みは心とカラダに染み付き、いつしか習慣化してしまいます。ホモ・デウスを書いたユヴァル・ノア・ハラリもその本の中で書いています。「人を幸福にするものは一つ、たった一つしかなく、それは体の中の快感だ」と。また「自己創造の原則」を書いた心理学者のジョージ・ウェインバーグはこう書いています。「あなたが何らかの行動を起こしたとします。するとその度に、自分のしたことの動機となった考えを強めているのです」と。この動機が〝好みを実践して幸福になること〟なのです。

 

人は好みにコントロールされている。そして、習慣化された好みに支配され、新しい身動きがとれなくなっている。その結果、豊かな選択ができるように解放された自由な場所=自由広場に出て、心も体も本来のナチュラルな自分に戻った上での行動ができなくなっている。極論すれば、そんなことが言えそうな気がしますね。

 

そして、家づくりで直面するのが、この『好み』の壁です。「わたしは田舎で自然暮らしがしたいわ」という奥様と、「仕事中心だから便利な都会でないとNG」というご主人の生き方に対する好みの違いが浮き彫りにされるのは当然のように起こりますし、

自分自身の中でさえ「すべての希望を叶えたい!」という思いのベクトルと「予算はリーズナブルに!」という

矛盾するベクトルがせめぎあうこともあるのです。

人は自分好みに生きたいと願いながらも、現実を前にしてギリギリの妥協点を探し出し、薄氷を踏む思いで窮屈な道の上で、毎日の一歩を歩んでいるのではないでしょうか。

 

そこで大切になってくることが『好みを調和する』ということ。つまりどんな按配に好みをブレンドするのかが、大切になってくるのだと思います。

わたしたちは、いろんな方向の道に進むことのできる〝自由広場〟という存在として、建主様のそれぞれの思いを丁寧にヒアリングさせていただき、それぞれの好みをうまく調和させた家づくりをコーディネートさせていただき、家族それぞれの未来をめざすのに相応しい形を家にしていきます。それは、外見上のデザインだけでなく、居住性を実現する上で大切な要素となる断熱や調湿、地震に対する性能(耐震、免震、制震)、使う樹種による感覚の違いなどから生じる住宅性能などについても同様。そして、家族の間の人間関係や、家族の生き方をどんな形にしていくのかという『心を育む間取り』にも関係していくのだと感じています。

住まいを構成する上で必要なあらゆる視点から、

「好きな未来」へ進んでいくためのアドバイスをさせていただくのです。

 

ただ、自分好みを素直に声に出せる人もいれば、なかなか自分の意見を声にできないという方もいらっしゃいます。そこで、自分の好みを素直に表明していただけるようにと考えたのが「モデルプランからスタートする家づくり」です。プロトハウス事務局では、フォレストバーンという〝自然好み〟のパッシブ住宅ブランドを開発し、それをモデルプラン(たたき台=考えるためのファーストステップ)とした家づくりもご用意しているのです。これは好みを見える化し、その第三者の提示した好みを叩き台として、それぞれの思いを口に出すことで好みを調和しようという仕組みです。間取りや素材、住設機器、温熱システムなどに対する自分の好みを引き出し、声にするのにお使いいただくようにご案内しています。中にはSUH(スポーツユーティリティハウス)というまるでSUV車のようなコンセプトで、スポーツ好き&アウトドア好きなご家族を面白おかしくアクティブに未来へと運んでいこう!というシリーズもご提案しています。(家族の思いを客観的に確認するための価値観チェックシートもご用意しています)

 

特に声を大にしてお伝えしたいのが、

「一方的な好みだけで家づくりを進めると思わぬ未来へ向かう可能性が高い!」ということ。

その答えは、今すぐに出ることもあれば、数年後数十年後に思わぬ形となって出てくることもあるので要注意です。

 

大切なことは次の3つの方法を実践することです。

⑴家族の好みを聞く。

⑵自分の好みを伝える。

⑶それぞれの好みを調和する。

そして、この3つの方法を元にして『家族が共感する小さな居場所』を持った未来へ向かう乗り物(家)をつくることです。

 

『小さな居場所』とは、安心とときめきを感じる場所のこと。

たとえば赤ちゃんを〝まんまる抱っこ〟してあやしている時、「ホウ ホウ ホウッ」という

野生の声が自然に口から出てきて、自分がフクロウにでもなったような気分を感じます。

そんな時に人は、自分が心から安心できる『小さな居場所』に居るのだと思います。

そしてその赤ちゃんもまた、信頼できる人の腕の中という『小さな居場所』に居るのです。

 

人生は『小さな居場所』からはじまっていくつも広場を経由しながら最後の『小さな居場所』へとたどり着くドラマ。

家はあなたを未来へと運ぶ大事な装置なのです。

そんな風に想像して心の置き方を意識すると、自分にぴったりのスピードで暮らしていける

ような気がします。

 

あなたの未来を家族の未来へ、そして、家族の未来をあなたの未来へ。

プロトハウス事務局は、いろんな方向の道に進むことのできる〝自由広場〟となることを目標に、長年培ってきたインクルーシブデザイン手法による多様性に満ちた、あらゆる可能性を未来へつなげる『好みを調和する家づくり』を進めていきます。

 

 

 

                                         プロトハウス事務局代表

                                     デザイナー 住宅コンサルタント

                                               桑原あきら